今回は、魔公子さんからご紹介してもらった、よねちさんのインタビューです。「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」の方です。では、さっそくお話を伺いましょう。
――先日の「オーボエとエレクトーンで演奏してみた」イベントですが、いかがでしたか? 土日は精力的にイベントを開催しているご様子ですが、手応えや、お客さんの反響ほか、お知らせください。
よねち 珍しいユニットでの演奏ということもあり、「新たな可能性を知りました」と言っていただけたり、演奏もそうですが「MCも楽しかったです」というお言葉が多かったです。
当日お誕生日のお客様がいて、大切な日に自分の演奏会を選んでいただけてとても嬉しく思いました。
私のライブで知り合って今ではライブ以外でも会う仲になった方もいらっしゃったり
自分の演奏を聴いてまた楽器を再開しましたという方がいらっしゃったり
交流の場が自分のライブを通じて広がっていることにも喜びを感じます。
演奏会には県外の方や海外の方、幅広い方がお越しくださっており
たくさんの方に支えていただいております
――大学の音楽科での思い出話も頂戴したいです。音楽科でどんなふうにオーボエと触れ合っていましたか? また、学校生活の他の思い出なども頂戴したいです。
学生時代は友人(オーボエ、ホルン、ピアノの編成です)とアンサンブルを組んでおりました。卒業後も定期的に演奏会をしております。
クラシックを専門的に勉強していたこともあり、がっつりオーボエのソロ曲を中心に練習をしておりました。
試験後に解放されて飲みに行ってわいわい騒いだ思い出は未だに忘れられません。
――香港での世界デビュー(2016年11月26日)について、より深く教えてください。
よねち Twitterであげていた動画をたまたま香港の方が見ていてそれがきっかけで香港デビューが決まりました。
――当時の新聞記事を確認しました。朝日新聞では、『夏に「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」という題名の動画を公開すると、国内外から反響があった。』と書かれています。
そして、静岡新聞では、『この動画を見た香港のアイドルイベント「ステラ☆ステージ2」の主催者から、イベントに招待された。主催者から「静岡県出身なら」と、沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラクターのコスプレを提案され、現在のコスチュームが定着した』と書かれています。
ちなみに、当時のTwitterのフォロワーさんはどれくらいでしたか?
よねち 当時フォロワーさんは200人ほどでした。それから地元の静岡のテレビや新聞が記事にして載せてくれたり放送してくれて私の活動が一気に広がりました。
――静岡第一テレビや静岡新聞ですね。朝日新聞では、『26日に香港であったイベントに日本から参加したのはSKE48元メンバーとよねちさんの二人だけ。沼津市が舞台の「ラブライブ!サンシャイン!!」など人気アニメの歌を披露、ちびまる子ちゃんの「踊るポンポコリン」を演奏すると観客が合唱してくれたという』と書かれています。
よねち 香港でのライブでは国が違えど音楽を通じて交流できる楽しさを知れました。
――「アニメの力は無敵だな」という名言を同じく朝日新聞(2016年12月3日)でも残している、よねちさんに、アニヲタとして、特に思い入れのあるアニメタイトルを、3つ程度、教えてもらえませんか?
よねち 『蒼穹のファフナー』『機動戦士ガンダムZZ』とありますが、なんといっても、『CLANNAD』です。原作もオススメです。原作もオススメという話、絶対、書いていただきたいです。
『CLANNAD』は、keyという会社の作品なのですが、
ここの会社の作品がどれも泣かせにきます。
『Kanon』という作品が一番好きなのですが
最近コスプレをして演奏をした動画をあげたところかなり反響がありました。
――よねちさんのTwitterで、固定ツイートされている演奏動画ですね。「kanonより「Last regrets」を美坂栞のコスプレをしながらオーボエで吹いてみました♪」。2019年3月末現在、24万再生弱ですから、なかなかのものです。
――あとは、ちょこまかと雑談風の質問をいくつかさせてください。よねちさんは、海外イベントにも参加していますね。
よねち 香港、台湾、スペイン、マカオにいきました。
――それでもって、スペインでは、絵師の魔公子さんとあったわけですね。あと、オーボエという楽器の繊細さについて、教えてください。
よねち リードという吹く部分の厚さ調整が難しいです
――『ハフィントン・ポスト』さんに取材された時の、クラッシック系の演奏動画の作曲者とタイトルが知りたいです。オーボエの腕前はさすがですね!
よねちさんの演奏風景
よねち シューマン:「3つのロマンス」 第2曲 です。
――地元は静岡。まず香港での世界デビュー、世界デビューが終わってから、東京でデビューという、通常からは考えられない、すごい手順をよねちさんは歩んできたわけですが、その後の、ここ2年と4ヶ月の間にはどのようなことがありましたか?
順調な道のりを歩んできましたでしょうか? それとも悩み多き道だったでしょうか?
よねち 基本的に自分でプロデュースしているので大変な面ももちろんありましたが
自分で何でも考えられるので自由にできました
曲のレパートリーが増えたのと2年が経ち舞台を多く踏み
緊張感がなくなり今では楽しさしかないです
――おお、セルフプロデュースは大成功ですね。最後にお尋ねしますが、今後の目標は?
「美少女ゲームに携わる」ことを目標とし
今後も楽しみながら活動を続けていきます。
――では、次のTwitterこねくしょんのアカウントをご紹介ください。
<現在、調整中>
取材・文/草野信
よねちさんのTwitter・リンク
<編集部より企画名【Twitterこねくしょん】についての説明>
『世間でも有名なTwitterのアカウントではなく、世間的には無名な方なのだけれどもフォロワー数も多く人気のある方にエグル・ニュースが直撃取材。取材対象者の方からは、おすすめのアカウントを教えてもらい、どんどんTwitterで取材しながら「友達の輪」(古いw)を広げていきます』というものになります。
Twitter版の「森田一義アワー 笑っていいとも! テレフォンショッキング」みたいな企画になります。「友達の友達は皆友達だ。世界に広げよう友達の輪」という言葉もありました。タモリさんの「笑っていいとも!」は、すでに番組終了してしまいましたけれども。
<過去のインタビュー者の紹介>
Twitterこねくしょん ~Simon_Sinインタビュー ・「MOTHER」から「RHYMESTER (ライムスター)」宇多丸まで
Twitterこねくしょん M16A HAYABUSAインタビュー ~鳩山由紀夫元総理へ直接謝罪/ネトウヨの過去と反ネトウヨの現在を見つめて
Twitterこねくしょん 愛国心の足りないなまけ者インタビュー 家族ゆずりの毒舌/ネトウヨを風刺する独自のツイート技
Twitterこねくしょん 吟味するスタンス・インタビュー 来るもの拒まず/ラガヴーリンをこよなく愛する反安倍政権アカウント
Twitterこねくしょん 魔公子インタビュー 台湾・フランス・スペインほか世界各国!/海外otakuイベントに参加する旅行絵師の「直接体験」