教育の機会均等が脅かされる事態が明石市で起きた!教育崩壊の危機だ!

兵庫県明石市の市立中学校で、昨年度は8校、その前の年度は12校で、1年間の授業時間が数時間から最大で76時間不足していたことが分かった。校長が、教育委員会に嘘の報告をしていたことも発覚し、教育の根本が揺らぐ由々しき事態が起きてしまった。

(おのっち)

その驚くべき実態とは・・・

兵庫県明石市の市立中学校の半数以上で、昨年度とその前の年度の年間の授業時間数が、国が定めた授業時間より不足していた。この件に関して、明石市教育委員会と文部科学省を取材した。

明石市教育委員会の担当者は、「まさかのことが起きた。校長の認識が完全に誤っていた。また、教育委員会に嘘の報告をしていたことは、大変遺憾なこと。教育現場は性善説で成り立っている部分もあり、こういったことが起きると、全てを疑わざるを得なくなる」と述べた。

一番の問題は、憲法14条1項にある、「法の元の平等」に違反している可能性があることだ。この点に関して、文部科学省は、「現在、詳細を調査中であり、なんとも言えない状況」と答えた。また、授業時間数は、学校教育法施行規則で定められている。

今回の件は、この学校教育法施行規則という省令に違反している可能性もある。明石市教育委員会は、「出来る限り個別具体的な対応をしていきたい」と話す。しかし、卒業生が夏休みなどに、大挙して学校を訪れて、補習授業を求めた場合に、一体対応出来るのか?

この点に関して教育委員会は「なかなか難しい」と述べた。今後、卒業生が、憲法違反だと、集団訴訟を起こさないとも限らない。現役生そして、卒業生をも巻き込む大きな問題に発展する可能性もある。

明石市だけの問題とは限らない

筆者は明石市の出身では無い。しかし、中学時代、公民の教科書が授業で最後まで、終わることなく、卒業した。そして、そのまま高校入試を受験した。今振り返ると、これもおかしな事態だ。授業時数が足りない事態は、明石市だけでは無く、全国的に起きている可能性が、充分考えられる。

文部科学省が権限を、各教育委員会に下ろし過ぎている実態

文部科学省が、各教育委員会に教育行政を丸投げしている感がどうしても否めない。各教育委員会取材していると、「文科省には、具体的なキッチリとした指示をして欲しい」という声が、あちこちの教育委員会から聞こえて来る。

早急な実態調査が必要

文科省は、明石市だけでは無く、全国的に実態調査を早急に実施する必要がある。仮に、全国各地でこのようなことが起きているとすると、教育の根本が崩れることになりかねない。また、教育の機会均等が、完全に象牙の塔になってしまう。

一部の生徒だけが不利益を被ることは、当然のごとく許されない。

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