中国駐大阪総領事が国民民主党・玉木代表を「ウンコに飛びつくハエ」

 中国の女子プロテニス選手が中国共産党幹部から性的関係を迫られたことなどを告白したとされる文書がSNS上に投稿され、その後、この選手の行方がわからなくなったとされる海外メディアの報道を受けたNHKの報道に国民民主党の玉木雄一郎代表が北京オリンピックのボイコットも検討すべきなどとツイートしたところ、中国駐大阪総領事の薛剑氏が反応、玉木代表のツイートを批判するリツイートに呼応する形で「ウンコに飛びつくハエ」などと罵る投稿を行った。

 中国の女子プロテニス選手をめぐる問題は米メディアなどが報じたもので、元ダブルス世界ランキング1位の彭帥(ペン・シューアイ)氏が中国版TwitterのWeibo(微博)に中国共産党の最高幹部の1人で元副首相の張高麗氏から性的暴行を受けたなどとする告白を投稿、その後、本人の消息が不明になっているとされるもの。SNS上ではこの問題をめぐる投稿が相次いでおり、NHKは11月20日のニュースでアメリカ政府がこの問題に対して強い懸念を表明していることを報道した。

 このNHKのニュースに対して国民民主党の玉木代表は、日本政府が中国に対し彭選手の所在や安否について証拠開示を求めるよう求めるツイートを行い、納得できる回答がなければ北京オリンピックのボイコットも検討すべきだと見解を表明した。

 この投稿に中国駐大阪総領事の薛剑氏は激怒したのか、玉木氏の投稿に批判的な意見の投稿にリツイートする形で、「ハエがウンコに飛びつこうとする西側子分政治家」と激しく非難、「兄貴アメリカに北京五輪ボイコット号令を掛けられて盲動を急いでいるそのちっぽけな姿は実に醜い」と感情を露わにした。

 ちなみに薛剑氏は「彭さんが自分の日常を普通に楽しんでいることを知らない?それとも知りたくない?」とも記してメディアが報じている彭氏の消息不明説を否定している。問題発覚後、中国メディアは彭氏が書いたとされる告発を否定する電子メールを報道し、SNSには彭氏の写真や動画なども投稿されているが、彭氏自らはなんらかの情報発信はしておらず真相は定かではない。それにしても投稿にあるウンコとはアメリカのことを言っているのだろうか?ウンコとハエの例えはわかりにくい気がするが…。

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