アルコールが原因?!上島竜兵さん、動機の見えない自死の真相

お笑い芸人、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが5月11日に急逝した。深夜に自宅マンションの一室で首を吊っているところを家族が発見したが、間も無く病院で死亡が確認されたという。多くの視聴者やファンに愛された上島さんの死には日本中が驚きと悲しみに暮れている。(山場豊信)

コロナ禍とはいえ、仕事は順調だった上島さんがなぜ自死を選んだのか。コロナで自身の芸風が発揮しにくいなど、悩みを公私で語っていたがそれにしてもそれが死を選ぶほどのことなのか。本当の動機は誰にも分からない。

そんな中で浮上しているのが、アルコール説だ。


医療ジャーナリストが語る。

「実は日本では自殺した遺体の32%でアルコールが検出されているというデータがあり、海外では37%です。また、自殺未遂で救急病院を受診した人からは40%程度、検出されています。人間は誰しも何かしら悩みがあるものですが、実際には大した悩みでなくても、酔っ払って悩みが増幅され、ほんの一時の勢いで一線を超えてしまっているというケースが多いのかもしれません。『あの人がなんで』という場合はアルコール摂取という行動が直接の自殺の原因として、実は説明がついてしまうのです」


実際、上島さんは竜兵会で知られるように、お酒をよく嗜んでおり、本人も「お酒は大好き」と語っていた。それが、コロナなどで、酒席が減り、死亡当夜も自宅で一人で飲んでいた可能性もある。

「上島さんはTVやイベントなど、スケジュールは先まで埋まっていました。責任感のある性格を考えると、少なくとも仕事を抱えたまま、正気で自死を選ぶとは思えません。もちろん遺書の存在も確認されていのせん。詳しい死亡時の状態が分からないのでなんとも言えませんが、『酔っ払った勢いで』くらいじゃないと説明がつかないのです」(ワイドショー関係者)


最近では自殺で亡くなった三浦春馬さんも死亡時は不明だが、亡くなる前は酒量が増えていたという情報もある。

前出の医療ジャーナリストがこう付け加える。

「アルコールはストレス解消にもなりますが、悩みを増幅させてしまうことにも繋がります。なんらかの悩みを抱えている人は特に一人での飲酒は慎重になった方がいいでしょう」

上島さんの本当の動機は分からない。しかし、世の中にはアルコールで勢い余って自殺してしまったとことが示唆される事例は少なからずある。本来、死ぬ必要のなかった自殺の誘因になっている意味でもアルコールは慎重になるべきだろう。酔っ払った末の行動でも死を選んでしまえば、取り返しがつかない。その後、どれだけ幸せな未来が残されていたとしても、だ。

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